
せどりをするうえで最も大事なのは、仕入れです。
当然のことながら、商品が売れたら、購入してくれたお客様に発送する必要があります。Amazonせどりにおいて、FBAサービスを利用すれば、購入から発送までのサービスを全てAmazonがやってくれます^^
そうはいっても、出品者にとっては、仕入れた商品をAmazonの倉庫に納品することが必要です。納品先の倉庫はAmazonから指定されます。
売上UPをはかるには、この「納品から商品が反映されるまでの時間」を短縮するのも大事なポイントですよね。ここでは、納品先を指定することによる効率化について押さえていきます!
Amazonの倉庫(FC)はどこにあるのか?
FBAサービスに欠かせないのが、Amazonの自社倉庫です。これをAmazonでは、「FC=フルフィルメントセンター」と呼んでいます。(以下、FCという名称で話を進めていきます。)
2016年10月時点での、AmazonのFCは以下の表のとおりです。
商品区分・サイズ | 名称 | コード | エリア1 | エリア2 |
---|---|---|---|---|
ファッション商品 | 川越FC | NRT5 | 関東 | 埼玉県川越市 |
大型 | 川島FC | HND3 | 関東 | 埼玉県比企郡川島町 |
小型・標準 | 堺FC | KIX1 | 関西 | 大阪府堺市 |
大型 | 大東FC | KIX2 | 関西 | 大阪府大東市 |
大型 | 鳥栖FC | HSG1 | 九州 | 佐賀県鳥栖市 |
小型・標準 | 小田原FC | FSZ1 | 関東 | 神奈川県小田原市 |
小型・標準 | 市川FC | NRT1 | 関東 | 千葉県市川市 |
大型 | 八千代FC | NRT2 | 関東 | 千葉県八千代市 |
小型・標準 | 多治見FC | NGO2 | 中部 | 岐阜県多治見市 |
FCは、全国に9箇所あります。
ファッション商品用のFCが1箇所あります。ファッション商品以外で、大型サイズ用FCが4箇所、小型・標準サイズ用FCが4箇所あります。
エリア別に分けると以下のとおりです。
関東:5箇所 関西:2箇所 中部:1箇所 九州:1箇所
なるべくなら最寄のFCに配送したい!
Amazonの迅速な発送は、これらのFCが支えているのですね。出品者としても、購入者としてもありがたい限りです。
しかし、商品の納品をする際に、不便に思うことがありました。
それは、納品先FCが最寄のFCでなく、遠方のFCに自動設定されてしまうことです!これでは、納品サイクル(納品から商品の反映)も遅くなりますし、コスト(配送料)も余計にかかってしまいますよね。
私は東京在住ですので、小型・標準サイズなら神奈川・千葉にあるFC、大型サイズなら埼玉・千葉にあるFCに配送したいのです。ですが、納品のたびに、神奈川、千葉、大阪、たまに九州になったり・・・、という状況でした。
納品先FCがランダムに設定されるメリットもあります。一部のFCに在庫が集中するよりは、全国のFCに分散して業務の効率化をはかるためであったり、災害リスクに備えるためでもあります。
とはいっても、やはり、納品先FCを指定(固定)できた方が、出品反映も早く、コストも抑えられ、便利であることは間違いありません。
手数料かかるけど、納品先FCは指定できる!
納品先を固定化できないかな~、と思って探してたら、ありました!
Amazonのセラーセントラルの管理画面から、納品先FCを指定することができます^^
https://amazonjp.asia.qualtrics.com/jfe/form/SV_8cRCeM6Ia2R7Jml
納品先FCを指定することによりかかる手数料は以下の通りです。
小型 | 標準 | 大型商品 | |
1個あたり | ¥5 | ¥8 | ¥9 |
標準サイズの商品を月に100点納品すれば、800円かかる計算です。それほど、手痛い経費ではありませんね。
指定してみた結果
ヘルプページには、
「FCの指定、変更、解除の設定完了には、2週間ほどかかる場合があります。」
とあったのですが、私が実際に申請してみたところ、翌日に設定完了しました笑
それからは、納品から商品反映までの時間が短くなりました^^ ラベル貼りもやったうえで納品すると、当日の夕方に送った納品が、翌日の午後には反映される、という具合です!
「納品した商品がなかなか反映されない・・・」なんてことに気を病む必要がないので、精神的にも楽です♪
まとめ
・納品先を最寄のFCに指定して、時短&売上UPにつながる!
・納品先FC指定はセラーセントラルの管理画面から簡単にできる!
・納品から反映されるまでの時間が短くなり、メンタルにも良い♪